Unity ( Android 端末向けビルド)
Unity で作成したソフトを Android 端末にインストールするには、端末を USB デバッグ接続可能とし、マイクロ USB ケーブルで PC と接続する必要がある。
ただし、Android 端末の USB デバッグモードはセキュリティ上の問題を発生させ、一部のアプリを動作不可能にしてしまうため、ここでは説明を省略する。
演習ではあらかじめ設定を済ませた端末と PC を貸し出す。
Android 端末向けビルドの設定
- 「ファイル」->「ビルド設定」->「 Android 」を選択して、「 Switch Platform 」をクリックする。
- 次に「プレイヤー設定」をクリックする。
- 設定用ウィンドウが出るので、「その他の設定」の「パッケージ名」 を「com.oit.BallGame01」にして
Enter
キーを押す。
- 「解像度と表示」の項目で「デフォルトの向き」を「縦向き」にする。
- 以上の設定が終了したら「Project Settings」のウィンドウは閉じて良い。
ビルドと Android 端末へのインストール
SampleScene
が「ビルドに含まれるシーン」に入っていなければ「 Build Settings 」の「シーンを追加」でシーンSampleScene
を追加する。
- 開発者向けオプションで USB デバッグを有効にした Android 端末を PC に接続し、「ビルドして実行」をクリックする。
- ファイル名は
BallGame01
とし、「保存」をクリックする。
- Android 用のビルドは非常に長い時間がかかる。
- テクスチャ等が増えればさらに時間がかかるので注意すること。
- ビルドが終了すると、 Android 端末側でソフトが起動する。
注意事項
- 全く同じ Unity のプロジェクトを異なる PC から同じ Android 端末にインストールしようとすると Unity 側でエラーが出る場合がある。
- その場合は Android 端末からソフトをアンインストールし、再度 Unity からインストールを試してみること。
(参考)Android ビルド用ソフトのインストール
- Unity を一旦終了し、 Unity Hub の「インストール」の項目から自分がインストールした Unity の「モジュールを加える」で Android Build Support と SDK、 NDK をインストールする。
- 追加モジュールは下図の通り。
- Android SDK 、 NDK の利用規約に同意し、インストールする。かなりの時間がかかる。